レスターのウインガー補強はどうやらASローマからジェンギス・ウンデルの獲得によって完了しそうだ。
トルコ代表プレーヤーは母国のトルコリーグからセリエAの舞台に移籍し、3年間プレー。ウンデルがユースキャリアを過ごしたアルトノルドゥFKではチャングラル・ソユンクと一緒に過ごし、この2人は友人関係でもある。
23歳の若手プレーヤーを獲得することは素晴らしいアイディアだ。ここではウンデルに対するチームメイト、監督のコメントを紹介していく。
・クラウディオ・ラニエリ 元レスター、ローマ監督
「彼はとても賢いプレーヤーさ。ゲーム内における状況判断も素晴らしいし、その点で言えば我々にとっては非常に有益なものだよ。」
・アレクサンダー・コラロフ 元チームメイト
「人々はジェンギスに対して素晴らしいものを期待していると思う。彼は図抜けたプレーヤーだし、誰も彼の若さを気にしていないよ。」
・パウロ・フォンセカ 現ローマ監督 フォンセカの下ではリーグ戦の先発は10試合のみ
「彼には改善が不可欠だね。戦術的な部分と守備面において彼は向上しなければならない。」
・ミルチェア・ルチェスク 前トルコ代表監督
「ウンデルは明るい未来が待ち受けている選手さ。プレーの質とプレースタイルの点においてサラーに似ているね。我々はサラーの当時の年齢を考慮しなきゃいけないけど、この2人を比べることが出来る。
もし彼が今後数年間で改善を続けたら、その時は間違いなく本当の意味でサラーと比較できると思うね。スピード面で言えば、サラーよりも強さを兼ね備えていると思うよ。ウンデルのシュートは素晴らしい。だけど3~4人に囲まれた時、狭いスペースをどのように対応するかという部分は改善しなければならないね。
将来的には彼のクォリティーを発揮するために中央よりのポジションでプレーすることになるかもしれない。」
ジェンギス・ウンデルの自己評価 本人がどのようにイタリアで成長したのか。
「イタリアでは2つの重要な側面がある。1つはフィジカルだね。その点では苦しんだ。だけどフィットネスの点ではかなりの努力をしたし、トレーニングやプレー時間を重ねることで改善していったよ。このようなリーグではフィジカルが大事になる。今は非常にいい状態だし、十分に適応できたと思う。
もう1つは戦術的な要素。イタリアではチームが明確なゲームプランを持っているし、戦術的な部分の理解力が高まったのは嬉しいよ。今のシステムにはうまくハマることが出来たね。イタリアでは他のどの場所よりも戦術が重要になってくる。セリエAでプレーするのはタフだけど、この点では改善が出来たと思っているよ。」
なおウンデルは今日か明日にもメディカルを受ける為にイギリスへ飛び、チームは日曜日のバーンリー戦までにウンデルを獲得する自信を持っている。
(Image: Giuseppe Maffia/NurPhoto via Getty Images)
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